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熊野本宮大社での奉納演奏の様子が取り上げられました。

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ZTVのニュースで、熊野本宮大社での歌の奉納演奏の様子が取り上げられました。

熊野本宮大社での奉納演奏<後編>

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9/18、快晴。昨日までの雨が嘘のように晴れ渡りました。今年で2回目となる本宮大社での奉納演奏。昨年は、奉納演奏当日不在だった宮司と、翌日、都内の飲食店でばったり会うという奇跡がありました。今年は宮司も大社におられ、奉納演奏を聴いてくださいました。そして、拝殿の中ではなく、秋晴れの空の下でやってもらえばよかったとおっしゃってくださいました。次回、天気がよければぜひ本殿前で歌ってみたいものです。

*黄色い風船
*荒城の月
*糸
*スタンドアロン

の4曲を奉納いたしました。奉納する曲目は、当日の朝、歌いたいものを歌います。はじめに、こんな感じでいきますというのは伴奏者にもお伝えしますが、朝になってやはりこれ!ということもしばしば。奉納の様子はまた後日アップします。

奉納の後は、新宮の老舗の鰻屋、鹿六さんへ。関東で食べるフワフワのウナギとはまた違って、身がブリブリしていて肉厚で美味しかったです。

ウナギの後は、本州最南端にあるという神社、潮御崎神社へ。参道は石垣がくまれており、どこか沖縄を感じさせる作り。主祭神は少彦名命。あまり訪れる人もいないのか、ひっそりとしていてどこかむやみに足を踏み入れてはいけない雰囲気が漂っていました。参道の脇に崖まで続く道がありました。景色は絶景。けれども、ここも引きずり込まれそうな美しさと言うか…。

さて、翌日は本宮大社の講社大祭。おおくの講員が集まるお祭りです。我々の健康、昌運を祈願していただきました。式の最中にふと空を見上げると、快晴の空に虹がかかっていました。彩雲というそうです。とても縁起が良さそうです。あるいは、この日が初七日だった愛猫・コムギがやってきたのかも知れません。スーツケースに入るのが大好きだったので、旅行に連れて行ってほしかったのかも知れませんね。講社大祭に関する本宮大社公式ウェブサイト内の記事はこちら。

今年で2回目となる熊野本宮大社での奉納演奏。この奉納演奏はライフワークとしてやっていきたいと思っています。宮司にもそうお伝えしたところ、とっても喜んでいただけました。そして、講社大祭の後、電車までの数時間で、ずっと行きたかったお滝さんにも行きました。風船を拾ってくださった羽根さんが、以前からぜひ見てほしいと言っていた場所です。滝の脇に腰掛けて、買っていったお弁当をみんなで食べました。遠足のようで小学生の頃を思い出しました。あの頃飛ばした風船が結んでくれた縁。これからも大切にしていきたいと思います。

次は4月に熊野に訪問する予定です。詳細はまた後日。

熊野本宮大社での奉納演奏<前編>

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和歌山県・熊野へコンサートと奉納演奏に行ってきました。

9/16、午後に熊野入りし、夜には川湯温泉にあるペンション・あしたの森でコンサートを開催しました。会場にはたくさんの人にお集まりいただき、大盛況となりました。オーボエ大下裕子さん、ハープ渡邊真位さんとともに、日本の歌を演奏いたしました。また、彼女らにもそれぞれソロ曲を演奏してもらい、なかなか間近で聴くことのないオーボエとハープの音色に、みなさんとても熱心に聴き入っていました。川湯温泉の女将さんたちも勢揃いしたとのことで、今日は女将会だねという声も聞こえてきて可笑しくなりました。光栄なことですね。

9/17は前日から降り続く雨の中、熊野の奥宮といわれる玉置神社に向かいました。車1台がやっと通れるほどのくねくねとした細い道を数十分登ったところにあります。神社は霧に包まれ、とても幻想的な雰囲気でした。雨の神社も悪くはありません。大きな杉が何本も立っており、大きなものでは11メートルにもなるとのこと。

そして、下山して十津川村にある瀞峡に向かいました。和歌山・奈良・三重の3県をまたいで流れており、まるで中国の水墨画を彷彿とさせる大渓谷です。雨が降っていないときはもっと澄んでいるのだそうです。上流から下流へ、そしてその逆も船で行き来できます。天気がいい日に乗ってみたいものです。

日本のマチュピチュとも呼ばれている赤木城跡近くに、丸山千枚田という棚田があります。いま、ちょうど稲穂が実っており、黄金の棚田はなんとも美しい眺めでした。ところどころに生える曼珠沙華の赤がアクセントになり、美しさを際立たせています。

その後、熊野市にある花窟神社と産田神社へ参拝しました。

花窟神社はイザナミノミコトの御葬所と言われている神社です。社殿はなく、70メートルの巨石がご神体となっています。

そして、産田神社は、イザナギノミコトがカグミカヅチノミコトを産んだあとに火傷で亡くなったと言われている場所にある神社です。玉石が敷き詰められた場所は、ひもろぎと呼ばれる昔の祭祀場で、神を招いた場所です。現存するひもろぎは日本には2つしかなく、その一つだそうです。

お楽しみの夜ご飯は、川湯温泉にある立石さんで宴会。熊野牛のしゃぶしゃぶや、クジラの刺身をいただきました。小学校の給食で立田揚げは食べたことがありましたが、刺身はもちろん初めて。おそるおそる口にしたところ、特に臭みもなく、つるんとした食感で柔らかく美味でした。

続く