6/4千歳、6/5札幌にてコンサートを開催しました。
北海道に行くのは高校の修学旅行以来なので20年以上ぶり。先週は雪が降ったという話を聞き、寒がりの私は心配していましたが、滞在中は天気もよく、油断をすると肌寒いけれども暖かい日が続きました。千歳でのコンサートの朝は案の定、雨が降りました。いつものことです。
まずは千歳の神様にご挨拶ということで、朝一にて千歳神社へ参拝。湧き水も湧いておりひと口いただきました。
手水舎では蝦夷リスのお出迎えもあり。
北海道らしく、社務所にも煙突が。
初日のコンサート会場は千歳栄光教会。とっても神々しくて素敵な教会でした。音が上から降り注いでくるように聴こえ、まるで音が光のように体に染みます。この日はピアノデュオ佐藤和華さん、星めぐみさんとご一緒しました。
先日購入した仙台平の袴もとってもいい感じ!
2日目の会場は、札幌の名所、時計台の中にある時計台ホールでした。こちらも響きがとっても良く、ピアニッシモにしてもきちんと会場中に音が響きます。教会とは全く違う響きですが、温もりのある響きで、日本歌曲にぴったりだと感じました。
コンサート前の腹ごしらえ、ランチは恵庭にあるサンガーデンにて。料理がどれも新鮮な食材を使っているのがわかる、出来合いではなく手をかけた品ばかり。園芸屋さんが経営しているだけあり、レストランの庭には木が生い茂り、川が流れていて散策するだけでも楽しめます。
コンサート会場に到着。20年前の修学旅行の際には、まさか時計台でコンサートができるとは思ってもみませんでした。コンサートでは「函館の女」や「ソーラン節」、「大空と大地の中で」などなど北海道の歌メドレーもうたいました。
コンサート後のお気に入りの一枚。なんと仲睦まじいことか。笑
コンサート2連チャンの翌日は1日オフ。小樽観光に出かけました。
まずはお決まりの神社。小樽水天宮。この神社からの見晴らしがなんといっても最高。小樽が一望できます。
ランチはLeTAOでエビとカニのトマトクリームパスタ、そしてチーズケーキ。どちらも申し分ない美味しさ。生の海鮮が食べられないわたしにとって、小樽はわりと食に関しては難しかった。笑
北海道の歌といってまず思い出したのは、松山千春さんの「大空と大地の中で」でした。そして、新千歳空港に降り立ち、電車の車窓から見える風景をみて頭に流れたのも、その歌でした。その歌の通り、果てしない大空と広い大地が人を包み込む北海道。その大地で育った人たちも、みなさんとても温かく、心の大きな人たちばかりでした。北海道という土地も、そして人も、ひっくるめて好きになった今回の演奏ツアーでした。また戻ってきたいと思いました。滞在中、毎晩お世話になった「えにわ温泉ほのか」もまたいい思い出。