本日、東本願寺にて得度式を受式し、真宗大谷派の僧侶になりました。まさか自分が僧侶になるなんて思ってもみなかったですが、日本歌曲を通して「生きる」「死ぬ」を考えているうちに気がついたらこうなっていました。自然の流れ、というやつです。
いつも神社で奉納演奏をしているイメージが大きいのか、なぜ神職ではなく僧侶?とすでに何人もの方に聞かれましたが、決め手はやはりお経でした。子供の頃から正信偈(浄土真宗のお経です)を読んできて体に染み付いているということもありますし、節目節目に何か気づきを与えてくれるのはいつもお経でした。日本歌曲を歌い始めたのも、日本歌歌の一節がなぜか正信偈の一節に聞こえたことがきっかけでした。
『音楽と宗教』を通して、人のために何ができるのかを考えてみたいと思います。
とはいえ、生活は今までと特に変わることはありませんので、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
(写真は所属するお寺の住職夫妻とその息子さんと)