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テノール|大西貴浩 お知らせ
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智頭宿雪まつり

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今年で3年目の参加となる智頭宿雪まつりに和響で歌いに行ってまいりました。


例年は、コンサート会場となる龍吟山興雲寺の雪かきからお手伝いするのですが、今年はスケジュールの都合で当日にしか伺えず。会場制作の皆様、ありがとうございました。今回のテーマは『鬼太郎』。ヌリカベと目玉のおやじがいたるところに配置されました。


プログラムは、童謡・唱歌から民謡、映画音楽、J-POPまで、いろんなジャンルを織り交ぜました。そして最後はお決まりの鳥取県の民謡、貝殻節をお客様の合いの手とともに歌いました。その地に根付いた歌をうたうと、会場との一体感もぐっと高まります。そしてなんといっても智頭のお客様はいつもとても温かい!皆さんが笑顔でコンサートを聴いてくださいます。こちらが元気をもらえる瞬間。

コンサートの後には和尚が、「言葉がこんなに聴きとれるように歌えるということがどんなにすごいことか、お客さんにも伝わっているかなあ」とおっしゃってくださいました。それはぼくがこの3年間、いちばん心血を注いできたこと。和尚にはそれが伝わったのだ、努力は無駄ではなかったと報われた思いでした。

そして、恒例の諏訪酒造さんでの打ち上げに今年も参加しました。上等なお酒は翌日に残らない不思議。自分たちの造ったお酒を美味しい美味しいと言って飲む諏訪酒造の皆さんをみていると、こちらまで幸せな気分になります。自分たちの造ったものに自信をもつ。当たり前のようで当たり前にできないこと。ぼくもその領域にいつかいければいいなあ。それにしても夜道は寒い!


そんな智頭に毎年来られることが楽しみでなりません。これもひとえに興雲寺の和尚のご尽力があってのこと。ご高齢でありながら、地元への貢献に策を巡らせる和尚の姿には頭がさがります。毎日欠かさない17時の鐘は和尚の元気な証。いつまでもお元気でいてほしいと切に願いつつ、来年の智頭に思いを馳せる帰りの電車。

京都で知ったまんのう町と伏見稲荷の不思議な関係。

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香川からの帰りに京都に寄りました。今回の訪京の目的は、3月の伏見稲荷大社での奉納演奏の打ち合わせと、リサイタル会場の下見。その打ち合わせで訪れた伏見稲荷大社で、まんのう町と伏見稲荷大社、そして和歌山・田辺市の意外な接点を知り、驚きました。
 
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伏見稲荷で観光大使の名刺をお渡ししたとき、担当の方が「まんのう町のご出身でしたか、これまたご縁ですね」とおっしゃいました。ぼくは何のことだかわからなかったのですが、話を伺うと、満濃池を作った空海と稲荷神には深い関係があるとのこと。そして、そのふたりが初めてあったのが和歌山県田辺市だというのです。田辺市と言えば、小学生の時分にぼくの飛ばした風船が拾われた場所であり、熊野本宮大社のあるところ。

 
まんのう町と伏見稲荷と田辺市。
 

3つの場所が繋がった瞬間。あまりの驚きに鳥肌がたちました。

ぼくが生まれ育ったのは元々は仲南町というところでしたが、満濃町・琴南町と合併してまんのう町になりました。そして、今年が合併10周年。30年前に風船が落ちた場所も元々は本宮町でしたが、田辺市・龍神村・中辺路町・大塔村と合併して田辺市になりました。こちらは昨年が合併10周年。これも偶然にも1年違いで合併10周年を迎えています。

点と点が繋がる瞬間ほど驚きと喜びに満ちた時間はありません。京都での奉納演奏とリサイタルが待ち遠しいです。

 
 
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奉納演奏はこの外拝殿で。
 
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リサイタル会場の京都文化博物館別館ホール。
 
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石清水八幡宮。
 
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タイミングよく公開されていた京都御所。
 
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石垣島からの香川県へ。

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和響で石垣島に初上陸!!とはいえ、ぼくは今年3回目の石垣島。けど、いつ行っても幸せな気分になれる場所。そんな石垣で10/25にコンサートを初開催!楽しかったし、嬉しかったなぁ。打ち上げの最中に、来年もまた石垣島でのコンサートをやることが決定しました!笑

 
今回のライブ開催の立役者である石垣島在住の友人と福居の初対面。
 
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こんな格好でも暑い。
 
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東京で知り合った方がオープンしたラム酒専門店「かぶやぁ」。毎晩通ったほど居心地のいいお店。この日は貴重な泡盛の古酒を振る舞ってくれました。
 
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竹富島の牛車。
 
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今年最後のかき氷かな。
 
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そして石垣島コンサートの翌日には、観光大使を務める香川県まんのう町の合併10周年記念式典に参加する為に香川へ。「我が故郷まんのう」を初披露しました。

 
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作曲を手がけてくれた小川史哲さんも東京から来てくださいました。
 
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香川に帰ると必ず足を運ぶこんぴらさん。
 
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ずっと行ってみたかった Aji Glass の工房にお邪魔しました。
 
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そして一路京都へ。続く

ここ最近のあれこれ

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2016年も下半期が始まりました。ふと気になって上半期で何回コンサートをやったかを数えてみたら、21回もやっていました。自分でびっくり!

下半期も始まってそうそう、神社を好きになった原点である大山阿夫利神社へ参拝に行きました。前回は雨でしたが、今回は快晴。

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境内に湧いているお水もいただきました。

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帰りには出雲大社相模分祠へ。ここでもお水を汲みました。

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横浜・本牧にある友人がやっているオーダー家具のマカロニデザインの8周年記念パーティの様子。なんだかんだ8年間続いているってすごいことだなと思います。

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そして、和響に初ゲスト、ピアニスト・下岡達朗さんを迎えてのコンサート。演奏の幅も広がり、お客様も大興奮で盛り上がりました。もつやきみのるの料理にも大満足の様子でした。

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そして、浴衣の季節到来ということで、浴衣で浅草のほうずき市にでかけました。書家・鈴木猛利さんと、葉山にあるお蕎麦屋さん惠土の女将さんと。

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下町風俗資料館でのおちゃめな一コマ。

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今年の夏はかなり暑そうですね。みなさんお気を付けください。

和。次に習ってみたいのは…

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日本歌曲を歌い始めてからというもの、和文化とくに着物への興味が加速している。

昨年10月のリサイタルで着物を着て以来、コンサートではもちろんのこと、私生活でも着物を着るようになった。そして、先日、鎌倉に出向いたときのこと。ふと目に付いた着物の古着屋さんに入ると、うちの家紋がついた黒紋付を見つけた。そうそう同じ家紋に出会うこともないだろうと、早速試着をしてみると丈はぴったり。裄も直せばちょうどよくなるとのことだったので、即購入した。ちなみに、この紋は「五瓜に唐花(織田木瓜)」と言います。
 
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黒紋付があれば袴もということで、袴も購入。Youtube で袴の履き方をしらべて、練習しているところである。
 
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そして、つい先日、家にいるときは浴衣で生活をしてみようと思いついて浴衣を引っ張り出したのだが、その日は三社祭が催された日で東京では浴衣の解禁日だということをあとで知った。なんというタイミングの良さ。子どもの頃、浴衣をパジャマ代わりにしていたことを思い出し、懐かしくなった。
 
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5/19まで開催されている浴衣の展示会を見に、染織家・佐藤節子さんのあらた工房さんにおじゃましました。
 
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男物もたくさん揃っていて、気がつけば3時間も経っているという。。迷いに迷って決めたのは、「流水」柄の浴衣。質感は絽の着物に似ています。男物ではなく女物のコーナーにあったのですが、男でも大丈夫だということでこれに決めました。
 
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ここまで来ると、さらに和文化を知りたくなるというもの。今週から茶道のお稽古に通い始めます。どうなることやら。